大分県
コシヒカリ × 黄金晴
2011年奨励品種
「陽(ひ)」は西日本、九州を表し、お米が太陽のように「光り(ひかり)」輝くことから名づけられた。
粒の大きさはやや小粒だが、厚みがある食感と食味が人気。コシヒカリより味は控えめで、料理を選ばないお米。
大分市
6,341㎢
1,131,140人
【国東半島】 豊前国の東側ということでこの名が付いた。頭のような形が印象的な半島。
【豊後水道】 愛媛県との間にある流れの早い海。ここでとれる関あじ、関さばが有名。
【別府温泉、湯布院温泉】 おんせん県おおいた、という名前があるように、源泉数・湧出数ともに日本一。
干しシイタケ、カボス、豊後牛、別府竹細工
八丁原発電所
八丁原発電所は、火山のマグマによって温められた水蒸気を使って電気をつくる施設。大分県は温泉が多いことからもわかるように、地熱発電でできる電気量が日本一。危険性が低く、安定して発電できるため、近年注目されているエネルギーとなっている。
粉食文化
台地の多い大分県は、古くは米の栽培に向かない土地だった。そのため小麦の栽培が早くから根付き、小麦を挽いて粉にしたものを利用した粉食の文化が発展した。平安時代から伝承されたといわれる「やせうま」や、田舎のご馳走を詰め込んだ「だんご汁」、昭和初期につくられた「とり天」など、現在でも大分県のソウルフードとして県内で食される。
やせうま
だんご汁
とり天